甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~


……孝太、そんなつもりじゃなくて。

嬉しくて、素直に喜べなかっただけ。

……どうしよう。


あたしが途方に暮れていると、孝太が大きな溜め息を吐いて、ゆっくりと話始めた。

「……年上って言っても、二つだけでしょ」

「うん」

「キレイじゃないって、俺面食いって言いました?」

「それは……」

「頭悪いっていうのは、置いといて、思い込みの激しさは笑えるし。だから俺はカナがいい。なんか文句ありますか?」


「無いです」

「じゃ、問題ない。そう思いませんか?」

「うん」

「次、屁理屈言ったらお仕置きします」

「え?」


「俺の前では素直になって?」

「えっ?んんっ……」


不意打ちのキスはズルい。

だって、もう孝太の事しか考えられなくなる……





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