甘い君の唇にキス~恋の秘密は会議室で~
たった二年の経験の差なのに、あたしと原口主任の違いは何なのだろう。
「会社に戻ったら、課長に報告しろよ」
「あ、はい」
「そんな、じっと見るなよ」
「えっ?」
原口主任の言葉にドキリとした。
あたし見詰めてた!?原口主任のことを……
イヤイヤ、そんな事はない。ブルブルと頭を振って否定した。
「お前、面白いな」
原口主任はまたクスッと笑った。
笑うと目尻にシワがよる。そんなところが色っぽい。
孝太はこの笑顔が好きなのだろうか。なんて考えてしまった。