【完全版】秘密のフィアンセ☆ 下
睨みつけるように、ただ黙って私を見下ろしている。
ま、まさか、このまま首を絞められるとか?
怖いよ~。
さすがに反抗もできず、体には冷や汗が流れてきた。
ど、どうしよう。
「助けて~!」って、思い切り叫ぼうか?
そんな事を考えていた時だった。
突然、佑斗は、私にキスをしてきた。
いつもみたいな優しいキスではなく、少し荒々しいキスを・・・。
「ん・・・佑斗・・・苦しいよ」
息も出来ないくらいに、佑斗は私にキスをする。