【完全版】秘密のフィアンセ☆ 下
そう言うと、佑斗は私の首筋にキスをする。
「ゆ、佑斗・・・」
ダメ・・・。
これ以上、そんな事をされたら、本当に何も考えられなくなっちゃう。
「人を化けモンみたいに見てさ・・・」
「そ、それは、ただ驚いただけだってば」
そんな事を言っている間にも、佑斗の手は私の足に伸びてきた。
「だって、まだ慣れないの・・・。佑斗が側にいる事が・・・」
「じゃあ、慣れろよ。慣れさせてやるから」
佑斗はシャツを脱ぐと、私を思いっきり抱きしめてきた。
温かくて、大きな佑斗の胸に触れて、私はまた甘い夢の中へと落ちていく。