氷の姫君
「到底そうは見えないなあ。」
その言葉を聴いた瞬間月華は最初ダルジェに見せたように部屋を凍らせた。
「これでわかりましたか?」
レンさんは唖然としている。
私は部屋の氷を霊力で消した。
「本当に雪女なんだね。」
「はい。」
「でも僕が呼んだ伝書では雪女は冷酷な生き物だと書いてあったよ?」
「私は冷酷ですよ?霊力を使うと雪女の性(サガ)で手加減が出来なくなる事がありますからね。」
「それは僕らも同じさ。」
「え?」
「僕たちは血を求める生き物。そのためならどんな冷酷な事もしてしまうことがあるんだよ」
「私たちはそういう生き物なのかもしれませんね」
「ああ。でも君は不思議だね。」
「なにがですか?」
「雪女なのに優しさを持ち合わせてるじゃないか。」
「ダルジェが教えてくれたから。」
「なにを?」
「ぬくもりを。」
「ダルジェが?」
こくんと月華は頷く。
ダルジェがか。
確かにダルジェは月華ちゃんと出逢ってから穏やかになった。
ぬくもりを教えられたのはダルジェのほうなんじゃないのか?
その言葉を聴いた瞬間月華は最初ダルジェに見せたように部屋を凍らせた。
「これでわかりましたか?」
レンさんは唖然としている。
私は部屋の氷を霊力で消した。
「本当に雪女なんだね。」
「はい。」
「でも僕が呼んだ伝書では雪女は冷酷な生き物だと書いてあったよ?」
「私は冷酷ですよ?霊力を使うと雪女の性(サガ)で手加減が出来なくなる事がありますからね。」
「それは僕らも同じさ。」
「え?」
「僕たちは血を求める生き物。そのためならどんな冷酷な事もしてしまうことがあるんだよ」
「私たちはそういう生き物なのかもしれませんね」
「ああ。でも君は不思議だね。」
「なにがですか?」
「雪女なのに優しさを持ち合わせてるじゃないか。」
「ダルジェが教えてくれたから。」
「なにを?」
「ぬくもりを。」
「ダルジェが?」
こくんと月華は頷く。
ダルジェがか。
確かにダルジェは月華ちゃんと出逢ってから穏やかになった。
ぬくもりを教えられたのはダルジェのほうなんじゃないのか?