氷の姫君
神に与えられたこの顔も髪もキライ。

いいや。私は私自身が嫌いなんだ。

しかし人々は私を皆美しいという。

その言葉にはどこか皮肉と嫉妬が混ざっている。

醜い感情しかもてないものなどいらない。

冷酷な性格、だと言われる。
しかし温かい気持など必要?

私にはいらない。

私は少し不機嫌に黙り込んでいると斎は不思議そうな顔をしていた。
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