眠れぬ夜は君のせい
。+゚健次Side゚+。

遅く帰宅するために、バイトを許可した訳じゃない。

僕は息を吐く。

1ヶ月前、桜子はファミレスで働き始めた。

久しぶりに外で働きたいと言ったから、許したと言うのに。

実際は、こんな状況。

時には朝帰りになることも。

24時間営業だからと言うことであきらめてるが、それにしては遅過ぎる気がする。

許すんじゃなかったなと後悔をしていた時、携帯電話の鳴る音。

視線を向けると、テーブルのうえに置いてある桜子の携帯電話からだった。

ヒマなものだな、こんな時間に。

何気なくディスプレイを見た瞬間、疑った。
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