眠れぬ夜は君のせい
。+゚桜子Side゚+。

「ただいま」

いつものように仕事を終えて帰宅すると、11時を回っていた。

リビングに入ると、ソファーに座っている健次さんが視線を向けた。。

「ずいぶん遅い帰りなんだな」

そう言った彼に、
「今日は遅くなるとおっしゃったのですが…」

呟くように、返す。

「ふーん」

健次さんが返事をする。

沈黙。

「……お風呂、入ってきます」

私はリビングを後にした。

バタンと、洗面所のドアを閉めた音は大きかった。

。+゚桜子Side゚+。END
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