眠れぬ夜は君のせい
「――やっ…!」
俺の手が太ももに触れた瞬間、あげははビクッと躰を震わせた。
そのまま焦らすように、彼女の太ももをなでてやる。
ビクビクと、あげはは感じているように震えている。
「――ま…正宗、様…」
震える声で、あげはが俺の名前を呼んだ。
後ろに“様”がついているが、名前を呼んだから見逃すことにしよう。
「いい子だ、あげは」
「――んっ…!」
震えた躰にあわせるように、あげはの長い髪が揺れた。
「――呼んだから、やめてくれるんじゃないんですか?」
「そんなこと、誰が言った?」
俺の手が太ももに触れた瞬間、あげははビクッと躰を震わせた。
そのまま焦らすように、彼女の太ももをなでてやる。
ビクビクと、あげはは感じているように震えている。
「――ま…正宗、様…」
震える声で、あげはが俺の名前を呼んだ。
後ろに“様”がついているが、名前を呼んだから見逃すことにしよう。
「いい子だ、あげは」
「――んっ…!」
震えた躰にあわせるように、あげはの長い髪が揺れた。
「――呼んだから、やめてくれるんじゃないんですか?」
「そんなこと、誰が言った?」