狂愛‐キミガスキ‐


私と雄二くんが家路を


歩いていると…


「美羽??」


後ろから私を呼ぶ声がして


振り返った。


「お兄ちゃん…」


そこにいたのは私の


お兄ちゃんだった。


お兄ちゃんは私の4つ上の


大学生で奏(そう)って名前に


ぴったりな爽やか系男子だから


学校でモテモテらしい。


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