中2のアンタと高3のアタシ
「香川さん!俺、と付き合ってくれませんか?!」
唐突。
ここはバイトの休憩室。
8月の中旬。
クーラーがほんの少しだけ
寒く感じた。
「って~、やっぱ俺じゃ
ダメだよね?ごめん。今のは忘れて!」
横山はそう言って
鼻歌を歌い出した。
そうしてさりげなく
休憩室をあとにした。
「待って」
アタシの呼び掛けに
振り返る横山。
顔をじっと見つめると
目の下が赤かった。
「考えてみる」
一時の間の後
「え?」
横山はポケーっとしていた。
「忘れるなんてことしないから」
アタシが恐る恐る
顔をあげると
横山は顔が真っ赤。
ちょっと…
なんなのよっ…
アタシだって
慣れてないんだからさあ。
ってアタシは
何してんのよ。