先輩好きです!!
「では、説明をします。
ルールは、ただこの体育館の花道を歩くだけです。
道具は別に使用してもかまいません。」

さすが...美人ばかりで・・私は大丈夫でしょうか?

「すいません。」

あれ?この声もしかして・・先輩?
でもまさか...これは女の人が出るんですから。
それに3年生方は・・。

「男性が女装ってありなんですか?」

「せ・・先輩!!と、英司先輩達!」

「あ...深歌・・ちゃん///」

「ヤッホー・・」

英司先輩呑気に手を振って・・。

「女装・・ですか...あ、でも3年生の方は参加は不可です。」

「だから...あれほど言ったのに・・すいません。」

先輩ちょっと怒ってるけどこらえてます(笑)

「チェッ...愁に女装させればダントツ1位だと思ったのに。
でも、深歌ちゃんいるからわかんないか。」

え?それってもしかして私が優勝するかもってことですか?
それはないですよ~。

「では、説明を続けます。
道具といっても、パートナーって事です。
男性と歩くってのもOKです」

きっと私は1人で歩くと思います。

「では、それをクラスで話し合ってから
道具使用するかしないか決めて
また体育館に出席名簿をつけといてください。」

「あ、質問!!」

英司先輩・・わんぱくですね...

「3年生の男性がパートナーになるってOKなんですか?」

「・・いいと思います。では...」

早く戻んなきゃ!!

ガシッ...

え?あの...腕掴まれてます・・けど・・
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