先輩好きです!!
「虔先輩???あの...何か???」

無言で腕掴まれとると少々怖いのですが...

「ん?虔どうかしたのか?」

英司先輩今気づいたんですか!
ちょっと鈍いですね...

「あのさ、誰かと歩くわけ?」

「え?いや...その予定はありませんけど...」

「絶対誰とも歩かない?」

「多分そうだと思います・・でもクラスの皆に聞いてみないと...
私だけの選択ではいけないので...」

「ふーん、わかった」

やっと、腕を放してくれました。

「じゃあ」

一体なんだったんでしょう?
でも...先輩がさっきからずっと見てたのが恥ずかしかったです///

って...ボーっとしてる場合じゃありません!!
早く皆のところへ向かわなくては!!

ガラガラ...

「あ~、深歌!!深歌が着る服コレね!!」

あ、もう決まってたんですか。
私センスがないので皆さんに決めといてもらえてよかったです。
でも...

「あの~これ私に合うと思って皆さん決めたんですか?」

「うん!」

嘘ですよね・・?

「これ豹ガラですよ!?私豹ガラなんてあまり着ないんですけど...」

「いつも、深歌は清楚な服ばっかだからたまにはいいかなって思って。
でも深歌はなんでも似合うからいいんだよ!!」

似合いませんって...

あ!あと...
< 18 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop