先輩好きです!!
「わぁ~!!!!!超ここ気持ちいいですね!」

「俺の秘密場所」

「え?いいんですか?秘密の場所なのに教えてしまっても。」

「深歌と俺しか知らない場所。
深歌なら別にいいの。」

「?そうですか。」

「フッ...鈍...まぁいいや。
ちょっとは気持ち落ち着くだろ?
俺ほとんどここばっかり来る。
だから深歌もしょっちゅうここ来れば?」

「しょっちゅうってわけには...でもここ使わせてもらいますね?」

「どーぞ」

虔先輩って無口で無表情だと思ってましたが・・
優しくていい人です。無口なのは上手く表せないんでしょうね。

「虔先輩って...優しいですね?
私そろそろ行きますね?」

「・・・いってらっしゃい。」

「先輩!」

もう終わったでしょうか?

「愁~!一緒に帰ろう♪」

「いや...ちょっと無理かな?」

先輩はこっちに気づいてくれてました。

「深歌ちゃん!待ってたの?」

なんかわざとらしいです。

「先輩帰りましょう?」

「いいよ?」

なんか・・少しむかっときますがまぁいいです♪

「先輩のとこ大変そうですね。」

「まぁな?その代わり大盛況にしてやるよ♪」

「私もお店に行きますね♪」

「それより...お前さっき虔とどこ行ってた?」

「え?それはですね..」

『俺の秘密の場所』

「校内ブラブラしてました!」

「ふーん。あ、後さ、これから愁先輩って呼べ!
先輩だけだとわかりにくいし。」

「はい!」

山口深歌...今年の文化祭とっても楽しみです!!!!!
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