なんでアタシがお嬢様!?


いくら思い出そうとしても、なんにも分からなかったから諦めた。


今日由利にきこっと!


由利も小さい頃、よく誠君と遊んでたから分かるかもしれない。


そう考えていると、ちょうどいいタイミングで由利が来た。




「おはよ。あき」




「おはよ!っで聞きたいことがあるんだけど」



「なに!?いきなり?」




「いやさ~あたし等がまだ小さい頃、誠君っていたでしょ?」



「うん。いたけど・・・・。それが?」




「苗字なんだっけ?ずっと名前で呼んでたから忘れちゃって」



「えっと・・松岡だったと思うよ」



「ふ~ん。ってい、今松岡っていった!?」



「そ、そうだけど?なに驚いてんの?」




「そ、それが~・・・・・・」


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