双子月
*真朝

『雫』の存在を『真朝』なりに受け入れようとしたが『雫』に振り回され、『剛』と別れる事に。
その後、『斉藤 敦』と付き合うが、『朋香』の三回忌で再会した『剛』と、お互い惹かれ合い復縁。
就職先も決まっていたが、それを蹴り、卒業と同時に結婚。
26歳で『元気』を出産。
本編ラスト時、かなりの母性本能っぷりを発揮している。


*大輔

『雫』に振り回され、『光弘』との関係も危うかったが和解。
大学3年生の時にフットサルで複雑骨折し、長期入院、1年留年する。
卒業後は、児童発達心理学の分野で子供達と格闘する日々。
後半から何故か出番が増え、『雫』に振り回されたり、独身のまま終わったりと、『光弘』同様、案外、可哀想な人。


*雄一

中小企業のSE。
同期は『雄一』と『剛』を含めて全部で5人だが、『雄一』だけ別部署。
『瑠璃子』と出逢った時は入社2年目で26歳(院卒の為)。
『瑠璃子』と出逢う数ヶ月前の6月に、会社の後輩の『美和子』と1ヶ月付き合った末に結婚。
翌年には『優』を授かる。
別れても最期まで『瑠璃子』を愛し続けていた。


*剛

『雄一』と同期だが、『剛』は院に進学していない為、実は『雄一』より2歳年下。
この人も『真朝』の恋人っていうポジションなだけの予定が『雫』に振り回され、1度は『真朝』と別れるはめになった残念な人。
『朋香』の一周忌は海外出張中で出席出来なかった為、三回忌で『真朝』と再会、28歳の誕生日前に結婚。
しばらく2人きりを楽しむが、『元気』が産まれてから『真朝』に放置され気味でちょっと不満。
でも、構って欲しくて『元気』が見ていない隙にちょっかい出してそう。


*溝口

代々続く「溝口TOY・コーポレーション」の跡取りで、父親が会長を、『溝口』が社長を務めている。
『有田』の死後、『朋香達の母親』と復縁、『有田』との子供『望』を養子に迎え、今度こそ幸せな家庭を築こうと、忙しいながらも公私共に充実した日々を送っている。


*『朋香達』の母親(溝口→有田→溝口)

溝口家で気を張りながらも頑張っていたが、高校の同窓会で再会した元彼である『有田』に再び惹かれてしまう。
決して、旦那の事を嫌いになった訳ではないが、溝口家にどこか窮屈な面を感じていたのだと思われる。
『朋香』の死後、『有田』との間に『望』を授かるが、その2年後に『有田』が病気により他界。
全ては自分に対する罰だと、自らの命を絶つ事も考えたが、『望』と共に『溝口』の家に戻る事を許される。
ちなみに20歳で『朋香』を、21歳で『通』を産んでおり、『望』は42歳の時と高齢出産。


*有田

『通』『朋香』を立て続けに亡くした『朋香達の母親』を支え続けた。
しかし『望』が2歳の時に、すい臓癌が発覚、末期だったので手遅れだった。
享年44歳。





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