華麗なる反抗期
んでもさやかのために引き下がらない!

「ほ、ほら昨日のあの子……さやかっていうんだけど……あんな子みたいなのどう?」
「興味ない」
「なんですと!?」

興味ないはないでしょ!?

「ほんとに何も思わなかったの?」
「うるさいヤツだとは思った」
「!!」

うるさい!? 元気だと言え元気だと!!

「あ、あと」

羽夢がこっちをチラッと見て悪戯っぽく笑った。

「お前より胸あるなあとも思ったぞ」
「……ッ!!?」

失礼なッ!!
しかし否定できない!(泣

「このスケベ変態エロちかん!! どこ見てんのバカ!!」

必死の抵抗ですこれでも……。
それさえ羽夢は軽く言い返してしまう。

「中3だし目つけるとこは悪くねえだろーが。盛りの時期だし」
「はえ? まあ、そう……かな? じゃなーい!」
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