華麗なる反抗期
「お父さん!」
「うさ……?」
わたしはお父さんのところについた。
「うさ、今……おと……」
「お父さん」
わたしはまっすぐお父さんをみた。
「ごめん。あと、お母さん幸せにして!」
「……え!?」
リンゴみたいに耳まで赤くなったお父さん。
「まあ……うさったら」
その場にお母さんもきた。どうやら聞いていたらしい。
「ここまでいわれたら、何かわたしにいうことあるんじゃない?」
にっこり微笑むお母さん。
「えっと……結婚……してください」