夜の雨の香りと貴方。
雨の音

水浸し








今日も空から涙。

それに、大粒。


6月の梅雨の季節。


私は既に暗くなった外の世界を傘も持たず急ぐ。



早くしないと、おばさんに怒られる。



大雑把に走るものだから、紺色のソックスはびちょびちょ。


でもあとは走って帰るだけ。

だから特に気にせず先を急ぐと、





気にしないでいられない状況になってしまった。




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