幼なじみに恋をする。


ひどい。




こないだは成宮玲音なんて知らないっていってたくせに。


陽介も敬浩も…嘘ついてたってこと??





「最低。」


私はそう呟いて俯いていた顔をあげた。







パチッ

あーあ…目合っちゃったよ。




私は…とりあえず走ることにした。



行き先は分からない。
けど、陽介と敬浩には裏切られた気がしたから。


すごく……悲しくて。



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