マイ・シュガーランド


柘植さんはキラキラと輝いていて、生き生きしていた。


お笑いが本当に好きなんだって伝わってくる。




・・・わたし、一緒にいてもいいの…?



何の取り柄もない、本当に捨て猫みたいなわたし。



柘植さんと一緒に住んでるなんて世間に知られたら…


ましてや、結婚なんてしたら…




身体がゾクッとした。


わたし、すごく柘植さんに迷惑かけてる。


この先、一緒にいたら柘植さんにプラスなことなんて1個もない気がする…




なんか・・

急に現実が見えてきた。



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