風蝶虎の最強姫




―呉哉が写っていたから―





その瞬間あたしの中の何かが音をたてて壊れた。


そこらへんにある物を片っ端からなげ、壊れる物。

そしてその光景を見て笑うあたし。

ずっと投げ笑うあたしは疲れて意識を手離した。




「あれ?あたし?」

むくりと重たい体を持ち上げ部屋を見渡す。

その光景は酷い。

食器やガラス製品の物は割れ、その他は辺りに散乱してる。

あちゃー(汗)やっちゃった。

片付けが大変そう(泣)

それにしてもあたしはあの頃から進歩がないな…。












結局その日は倉庫に行く気にはなれず街中で暴れた。


何かを忘れ去るために―
何かを拭い去るために―





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