家政夫さんが過保護すぎます。

テーブルの上にスナック菓子を広げて、缶酎ハイのプルタブを開ける。



プシュッ



グビグビグビと一気に飲み干す。



「……っぷっはぁ!最高!」



ピンポーン



その時玄関のチャイムが鳴った。



「誰よ、こんな時間に」



時計を見ると9時を回っていた。


この幸せな時間を邪魔されたくなかった私は、そのチャイムを無視してスナック菓子をほおばった。



ピンポーン



「はぁ、しつこ……」



その時、



ガチャッ



鍵の開く音が聞こえて、一人の男性が部屋の中に入ってきた。

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