サクラ誘惑
放課後。
私は鞄を持った。
そして、教室を出た!
よしっ、このまま帰ろう!
そう思って平然と帰る波に乗ろうとした瞬間。
「これ落としましたよ?」
そう言われて肩を叩かれた。
「え?」
振り返った私の傍にいたのは、私が今一番会いたくなかった人。
「逃がさないよ?」
にっこり笑ったその人は、
もちろん仮教師。
腕を掴まれて、帰る波を逆らうように進む私と仮教師。
ふっと横を見れば、楽しそうに笑う奈美。
なんでこうなるのよー!!