サクラ誘惑
にこにこしながら、解答用紙を見る私。
「そんなに嬉しい訳?」
「うん!」
そりゃあもちろん。
「まぁー」
ん?
「さくらにしては上出来かな」
はははと笑って、私の髪をぐしゃぐしゃに撫でるさとる。
髪がぐしゃぐしゃになったことに怒ろうとしたが、
「よくやったな」
なんて短いキスをされてしまえば、もう何も言えなくて。
「まだ時間あるな」
そう言って時計を見るさとるにつられて見ると、いつもより1時間近く早い。
「なんかしてこっか」