こんなに好きなのにっ!!
悠ちゃんをこの世に産み落としてくれたこのふたりには感謝してもしたりないかも…。



「ユナ、帰んねぇ?」

「せっかくだから服見ようよ~…」

「ほら、これカワイイから買え」

「適当!!ちょっと待っててね!!」

「はいはい」



どんなワガママもきいてくれて、道を間違えたらただしてくれる。



そんな悠ちゃんがあたしを選んでくれたことにいちばんの感謝かな?



カワイイ服を見ていたら店員さんに話しかけられて。



そういうの、苦手なあたしは悠ちゃんに助けを求める。



やってきてくれたのはステキな親子。



「いつも父がお世話になってます」

「息子さん!?ですか!!」

「ふざけたこと言ったら一発くれてやってくださいね」

「息子さん…おいくつですか?」



恥ずかしそうに話を遮ったのは悠ちゃんパパで。



悠ちゃんパパ言葉で、あたしの頭はもう嬉しすぎて爆発した。



「高3…」

「えぇぇぇ!?思ってたよりデカい…。じゃあ隣は娘さん?」



『うん、未来のね』



END
< 300 / 301 >

この作品をシェア

pagetop