親友だったキミに恋した
「杏〜!!学校に遅刻するわよ〜」




「うぉ!ヤベっ……」




さっきとは打って変わって、飛び起きた旭




「俺、着替えてくるから。」





一言だけ言って、部屋から飛び出していってしまった。






どうして旭が眠ってたんだ?




私の部屋で!!!!





それをママは許したのか!?





「ママ〜」






昨日のことを聞こうと思い、階段を駆け下りた。




ダイニングで朝ご飯の用意をしながら………





わぁお




相変わらず




パパと仲が良いのか、イチャついてる……






見なかったことにしよう





「ママ!!旭、どうしたの!?」





「杏が旭クンの膝で眠っちゃってね?起こすのもなんだから、旭クンが一緒についててくれたのよ!」








「へ、へぇ……」







旭に悪かった‥かな?




でもどうして旭の膝で?
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