完結【イケメン双子・容姿端麗な幼なじみ】愛~eternity~
‐翌朝‐
「ンッ…??(…手が重い…)」
「…Zzzz~」
目が覚め、見慣れぬ天井に…手の重みに、瑛奈は不思議に思った。
「…Zzzz~」
「…陸斗…??(…そっか…きぃ、寝てて熱出ちゃって運ばれたんだ…)」
陸斗の寝顔を見ながら、瑛奈は昨夜の事をうっすらと思い出していた。
「…Zzzz~」
「…手重いな…」
陸斗は眠りながらもずっと一晩中、瑛奈の手を握っていた。
そのせいか、陸斗の手の感覚がなくなり、いつもより重く感じていた。
「…ずっと傍にいてくれてたんだね…」
陸斗の頭を優しく撫でた。
“パチッ”
「…ンッ…瑛奈??」
「あっ陸斗おはよう♪」
目を覚ました陸斗に、瑛奈は満面の笑みで言った。