完結【イケメン双子・容姿端麗な幼なじみ】愛~eternity~
「今までずっと陸斗が傍にいてくれたおかげで、瑛奈は頑張ってこれた。
でも、これからはお互いに今をすがり合っているだけじゃなくて
自分の為にも、この先の人生の為にも、自立して頑張ってほしいんだ。」
「………。」
「とりあえず陸斗は大学卒業、瑛奈はリハビリ。
それを乗り越えた時に、それでもお互いを必要としているのなら
瑛奈を迎えに来てくれ。
…その時は俺はもう何も言う事はないから。」
「………。」
「…まぁ、どうするかは陸斗が決めてくれ。」
何も言葉が出てこないで無言なままの陸斗に、亮二はそれだけ言うと肩を叩き、その場を後にした。
「…4年か…」
少し前から父親の雅博に、関西の大学の話を出されていた陸斗だったが、瑛奈の傍から離れる事を考えられない陸斗には、その選択肢はなかった。
でも、亮二の言葉に、今後の進路に考えさせられた陸斗は1人、ベンチに座り瑛奈との未来を考えていた。