完結【イケメン双子・容姿端麗な幼なじみ】愛~eternity~
「冗談だよね…?
大学ならこっちにだっていくらでもあるじゃん。
向こうに行ったらなかなか会えないんだよ?」
「…向こうに行ったら、卒業するまでは会わないつもり。」
信じられない様子で聞く耳を持たない瑛奈に、陸斗は話を続けた。
「陸斗何言ってるの?
…4年だよ?…4年も会わないって言うの?
…病気も治って、これからって時に…」
「…これからだからこそだよ。
今だけじゃなくて、これから先もずっと一緒にいられるように。
今は俺は大学、瑛奈はリハビリを頑張って…」
「ッ嫌だ!!
もう陸斗と離れたくない。
…1人にしないで…」
「別れる訳じゃないんだから。
…俺達なら離れてても大丈夫だよ…」
不安で今にも泣き出しそうな瑛奈の手を握ると、陸斗は優しく言った。
「…離れるなんて嫌だから。
…そんな事言うならもう知らない
…帰って。」
「…瑛奈…」
「…聞きたくない…」
「…分かった。今日はもう帰るよ。
…また明日来るな☆」
握っていた手を振りほどきそっけない態度の瑛奈に、陸斗は渋々腰を上げると、頭を優しく撫でて病室を後にした。