完結【イケメン双子・容姿端麗な幼なじみ】愛~eternity~
「…今までずっと傍にいてくれて、瑛奈の事をいつも考えてくれていた陸斗君が
自分のワガママや単なる思い付きでそんな事言い出す訳がないって
瑛奈は思わないの?」
「………。」
「…陸斗君の事を想って、自分から別れを切り出した時の
瑛奈の気持ちは何処にいっちゃったの?」
「…ッ…ッでも…また離れるなんて…怖いの…」
亜希子の的を指したような言葉に、瑛奈は不安を口にした。
「…不安なのは分かるわ。
…でもね、陸斗君の今までの言葉や存在を思い返してみたら?
…陸斗君はそんなにも信用ない?」
「…ッううん…」
「…じゃあ、もう一度ちゃんとよく考えてみなさい。
これは悲しい別れじゃないんだから。
ママもパパも…陸斗君も
…瑛奈の傍にいつもいるわよ。」
亜希子はそれだけ言うと病室を後にした。
病室に残された瑛奈は1人、考えていた…
いつからこんなに弱くなったのだろう?
学校と病院の往復で、いつも傍にいてくれていた陸斗…
前までは自分の病気よりも、陸斗の幸せを考えていたはずなのに…
いつの間にか陸斗の存在に甘えきっていた瑛奈は、亜希子に言われた言葉と陸斗の事を想っていた。