クローバー

4 変わる日々




「せんせ…せん…先生ッ!!」



「!!!」



急に耳元で名前を呼ばれ驚いた拍子にペンを落としてしまった



「な…水野君か……」



「先生…大丈夫ですか?」



落としたペンを水野さんが拾い渡した



「ありがとう…」



差し出されたペンを掴む



「茜ちゃん…凄い子ですね」



「あぁ…」



数時間前の記憶が目に浮かぶ



「医者が励まされてどうすんだって…」





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