Lost Love
梨『ん…?んんっ?』

まだ意識がはっきりしていない中、ボーっとしていると…


いつもと違う枕。
いつもと違う色の布団。

に気付いた。

梨『え…、うん?』

何、何、と頭の中がそれしかなかったため、人が部屋に入って来た事に気付かなかった。

『あ、起きた?よかった、よかった。大丈夫?』

梨『えー、あー、はい。
なんとか…』

ちょっと待て、あたし何、馴染んでんだ。

梨『えっと、まず聞きます。名前はなんですか?』

『そっからなの。
うーん。佐藤 友広
かな。』

梨『で、佐藤さん、あたしなんでこんな所にいるんですか?』

友『知りたい……?』

梨『はいっ!』

友『えっとねー…。』
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