《完》見つめて! SILVER☆EYES ~狼クンはイケメン転校生~
正直に言ったら、銀が
そっとあたしの肩に手を置いた。



「大丈夫だ。

姫ならちゃんとできる。

オレが、保証する」



「銀……ありがと」



あたしをずっと見てきた
銀が言ってくれると、そう
かもしれないって思えてくるよ。



「……刻限じゃ。

では、さっそく始めようか」



翁の言葉で、あたしは
改めて目の前で眠りに
ついてる玖狼様を見た。



ユラユラ光る水の中で眠る
姿は、本当に幻想的。

神々しいって言っても
いいくらい。


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