プラスのちマイナスのちプラス(仮)



…しまった。
ってゆうか、ついていけない。
無理。次元が違う気がする。

それに佐藤奏はモテる。
仲良くなるわけにはいかない。

モテる男が近くにいると
何かと面倒だから。



よし、お金を払って、
以後話さないようにしよう。

カフェオレ、120円くらいかな?



「凛ちゃん!買ってきたよー」

佐藤奏が走って帰ってくる。
パシリってより犬に近い。

「いくらだった?」

「100円ー」

「わかった、ハイ」

私は100円を渡す。

「………おっけ!」

佐藤奏は一瞬何か考えた後
カフェオレを置いてどこかへ行った。



よくわからないけど…
一件落着?なのかな?

これで大丈夫なのかな?





そう思った私が馬鹿だった。



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