【完】優しい彼の温もりに包まれて
「帰ろっ?人が多くて疲れた」


確かに疲れたな


「ん…」


「……何?」


「手…繋ぐか?」


「良いの?」


驚きを隠せない瑠夏。


「俺の隣は瑠夏専用だから」


なんて言ったら圭輔に怒られるよな


ニコッと笑って俺の手を握って来た


「丈瑠だよね…?」


バスを待つ間に誰かに声を掛けられた


「……美貴?」


更科美貴(サラシナミキ)


一応、俺の元カノ


まぁ、恋愛感情なしで付き合ってた奴だけど…


瑠夏は恋愛感情あるけどな…


「久しぶりじゃん。会いたかったんだよ~全く連絡くれないし」


「お前に連絡することなんてない」


「酷いって。あたしまだ丈瑠のこと好きなのに」


お願いだから瑠夏の前でそんなこと言うな。


今にも泣きそうな顔をしてるから…
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