【完】優しい彼の温もりに包まれて
「体調崩してもいつも頑張ってるからご褒美な?」


「良いの?この前も貰ったのに」


「瑠夏だってオシャレしたいだろ?今はそんなに出来ないはずだから“ネックレスくらいは…”なんて思ったんだ」


「ありがと!!」


喜んでくれたみたいで良かった


「瑠夏?さっき元気なかっただろ?」


「気づかれてたんだ…あのね、咲那を見たの。怖くて仕方なかったんだ」


……だから元気なかったのか。


「もう大丈夫だからな」


「うん。丈瑠が居てくれるだけで幸せだから」


嬉しいこと言ってくれるじゃん


「瑠夏さ…可愛いんだからもう少し自信持て。」


「だって周りは可愛い子達ばっかりなんだもん。自信ないよ…。」


「大丈夫だって。瑠夏は充分可愛いから。」


俺は瑠夏を落ち着かせるために抱き寄せる
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