【完】優しい彼の温もりに包まれて
「小さく包まって泣いてるから抱きしめたくて仕方ない」


丈瑠…気づいてたんだ。


あたしが泣いてること。


起きたら涙が流れてるんだけどね


変な夢を見たわけでもないのに。


「本当は気分転換したいと思っても愛花達が居るって思ったら頼れなくて…」


あたしが泣いたり甘えたりしたらダメだよね


これでも母親なんだからあたしがしっかりしなきゃ


「瑠夏…?無理してない?」


……えっ?


「確かに俺達は2人の子供の親だけど…たまには我が儘言っても良いよ。俺も瑠夏に頼りっぱなしだから疲れてるだろ?」


「あたしの方が丈瑠に頼りっぱなしで何もしてあげれてないよ。」


「俺、バイトで忙しくて健斗達の相手も瑠夏の相手も出来てないしな」


丈瑠は優しすぎるんだ
< 720 / 764 >

この作品をシェア

pagetop