一匹狼くん


「ど、したの?」
「嵐が行けって…
行かなかったり泣かせたら
家出するっつーから…」

わぉ、まじブラコン?


「あ、あがって?」
とりあえずリビング



「宮野、すっぴん…「言わないでっ」

恥ずかしい…
ブランケットで顔を隠す

「なんで隠すわけ?」
「だっ……恥ずかしいじゃん…
すっぴん、ぶすだし」

化粧してもぶすだけど


「ぶすってことねぇと思うけど」
「…ほんとに?」

思わず見上げる

「…まぁ」
「雷斗、照れてる??」
ちょっと面白くて
笑いながら顔を覗く


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