鋼鉄の国のアリス
「とりあえず、中に入りなさい」
そういい残して彼は窓辺から姿を消した。
フェイロンが階下に下りるとアリスは直立不動のまま少年を抱えていた。
彼が手招きをすると彼女は小さく頷いて後をついて来る。
しばらく使われていない客室のドアを開け、アリスたちを迎え入れた。
閉められていたカーテンを開けると薄暗かった部屋が明るくなる。
「そこに彼を寝かせて」
ベッドを指し示すと彼女は若干ぎこちなく腕の中の彼を下ろした。
はずみで包んでいた布がめくれ、肌が露出する。
そういい残して彼は窓辺から姿を消した。
フェイロンが階下に下りるとアリスは直立不動のまま少年を抱えていた。
彼が手招きをすると彼女は小さく頷いて後をついて来る。
しばらく使われていない客室のドアを開け、アリスたちを迎え入れた。
閉められていたカーテンを開けると薄暗かった部屋が明るくなる。
「そこに彼を寝かせて」
ベッドを指し示すと彼女は若干ぎこちなく腕の中の彼を下ろした。
はずみで包んでいた布がめくれ、肌が露出する。