辻斬り
――ああ、うぜえよ。いちいち俺のことを追い回して面白おかしく楽しんで。
クソ鬼が、このままのうのうと殺されるほど俺も腑抜けじゃねえよ…

……クク…へへ……びびってやがるなら、思い切り恐怖を味あわせてやろうか?

赤田は拳銃を強く握り締める。
後ろの気配に気づかぬまま理人は誰もいないバンで怒りを募らせていた。
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