辻斬り
赤田は不自然に笑った。
刻々と人でなしと化していくように奥歯を刻ませて。

戎徒は警戒した。

「だって、ほ、本当にいるなんて思わなかったんだ! 知らないうちに何人も何人も、辻斬り騒ぎで死んでしまって、そのすべてを俺に背負わせようなんてふざけてると思わないか! 俺は何もしちゃいない! ば、罰を受けろなんてたくさんだ!」
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