霊感少女はお姫様!?
今日は○○の命日・・・
もしかして・・・
「あの女?」
俺は直感的にそう思った。
あいつは○○の友達か?それとも・・・
「彼女・・・?」
でも、聞いたコトねぇな。
「沙良っ?沙良ーっ!・・・あれ?」
遠くから誰かが走ってきた
その人は・・・
「じ・・・仁さん?」
そう、○○の友達。小都美 仁さんだった。
「おお!流伊じゃん!」
そう言って仁さんは駆け寄ってきた。
俺は・・・
西希 流伊 【ニシキ ルイ】
「○○の墓参り来てくれたんですか?」
久しぶりに会う仁さん。
○○並のイケメンだ
「あぁ。妹とな。」
へぇ・・・妹と・・・
ん?・・・ってあれ?
「ちょ・・・ちょっと!仁さんって、妹いたんですか?」
びっくりした。妹の話なんて聞いたコトねぇよ。
「あれ?言ってなかったっけ?」
仁さんは、考えこむように腕を組み、首をかしげた。
この人、どこか抜けてるよな・・