Sweet homeー同居相手は副担でした!?ー
その後は二人で緋夜梨の作ってくれたご飯を食べた。
「緋夜梨、おいで」
ソファでくつろいでいたら食器を洗い終わったらしい緋夜梨がこっちへ来た。
そう呼ぶと少し恥ずかしそうに顔をほのかに赤くさせて近づいて来た。
手が届く距離まできた緋夜梨の腕をグイッと引っ張り抱き寄せた。
緋夜梨の肩に顔を寄せる。
「くすぐったいよ、春ちゃん」
「ん〜?」
この手で緋夜梨を抱き締めているととても安心する。