俺様☆姫様★王子様 3
「………心…配…?」
あ、また低い声になった。
「そ、そうだよ……カイン、蓮と……」
「アイツの名前なんか出してんじゃねぇよっ」
ぐいっと手を引っ張られて、立ってるあたしはバランスを崩して、カインの方へ倒れそうになる。
「ちょっ!!」
「五月蝿いよ、ヒメっち」
あたしの体は何故かカインの膝の上。
そして、ギュッと抱きしめられる体制になってしまった。
って、なんでだ!!!
「ごめんっ!重いよねっ」
立ち上がろうとしたけど、
「だから五月蝿いってば」
そう言って、より一層きつく抱きしめられて、あたしは身動きが出来なくなってしまった。