四葉のクローバー
《もう最悪!
 みんな信じれない!・・》

夢は泣きながらしゃがみこんでいた。

探しに来た希は夢を見つけると
前に座り夢の頭をそっと
自分に引き寄せた。

「気が済むまで泣きな!
 それまで
 ずっと一緒にいてやるから・・。」

夢は声を出して泣き出した。
希は泣き止むまでずっと
何も言わず抱きしめていた。

しばらくして落ち着いてきた夢に

「海でも見に行こうか?
 今から急いでいけば
 朝日が見えるよ!」

そう言ってマンションに戻り
無理やり夢を車に乗せた。

夢は走りながら見るネオンを
ずっと見ていた。





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