愛のカタチ


「はぁー。」

思わず出て溜め息に、苦笑いしてしまった。

先週ずっと瀬戸さんと過ごしたいたせいか、変だ。

一人の時間を持て余していた。

瀬戸さんといても、特別なにもしてはいないのに。

ただ食事をして、テレビを見て、たまにゲームなんかをして…そして眠る。

ときめく感情も、ないのに。

…今日は早く寝よう。

電気を消してベットに潜り込んだ。

テレビの灯だけをボッーと見つめていた。

その時、静かな室内に携帯のメロディが響いた。

瀬戸さんだ。

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