一生懸命の恋。
「まあ、そのストラップは、
莉帆がくれた、ゆうてちょっと
嬉しそうにしててん。」
莉帆からやったんや...
でも...
「そんなんを捨てたって事は
絶対なんかあったんやろな。」
そう!俺もそれが言いたかった。
「別れたんかな..」
俺は、ふっとそう思った。
「それはな〜…莉帆は
竜大好き女やったし。
それはないと想うんやけど..」
巧は俺の考えを否定した。
次の日、莉帆は学校に来なかった。