シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
―――夕方、私は颯太とゆっことで、佐和田家へと来た。
コーラの入った、私が勝手にこの家(うち)に置いてるマグカップを持ちながら、私は1人掛けのソファーに座る。
3人掛けのソファーでは、私の存在を無視したゆっこと颯太が座ってる。
颯太はくっついて来るゆっこの頭を撫でてる。
映画に集中も出来ず、私は仕事へ行く修太君を見送る事にした。
ソファーから立ち上がり、修太君の背中を追い掛ける。
「気を付けてね!」
「おー。あ、こんな状況で悪いけど、あの祈りを頼むよ」
私は「良いよ、もちろん」と、首から下げた十字架を取り出した。