シンアイ〜彼と私に神の御加護を〜【完】
胸が痛くなり、虚しくなるって、わかりきってる事なのに。



「ノーコメントだな」



颯太を見れば、意地悪な笑みを見せてる。

私は「ケチ!」と言いながら、枕を颯太に投げた。

ーーボフッ

でも、狙いはちょっと高くして、壁に当てた。



「下手だな(笑)」



…“上手い”の、間違えだよ。

本当に当てたら、本気に聞こえてしまうだろう―…
“好き”ってバレてしまうような気がしたから―…。



「颯太の馬ー鹿!」



「いきなりなんだよ;;」



颯太が私をジーっと見下ろして居た。

枕を私に返せば、ベッドに戻る。

…何だったの?
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